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春分 2024年3月20日

  • 執筆者の写真: Satomi
    Satomi
  • 2024年4月17日
  • 読了時間: 9分







3月20日 12:06

太陽が黄経0度、春分点を通過しました。


占星術的に言うと、「牡羊座の0度」を太陽が通過する瞬間を春分点と言います。

そして占星術で使う12サインの始まりはこの「牡羊座の0度」。

なので、この日を「宇宙元旦」と呼ぶ人も最近は多いようですね。



宇宙元旦という言葉自体は本来ありませんが、占星術の世界では「春分点」の瞬間のホロスコープは重要視されていて、その一年のテーマや動きなどがその図にギュッと集約されて表されている、と考えられています。



他に、夏至・秋分・冬至なども3か月スパンくらいの未来予測をするものですが、その中で一番メインで読むのはこの春分図。


実際にどんな動向になりそうなのか、読んでいきたいと思います。



もくじ




今年の春分図から「日本」としてどんなことが予測されるのか、を読んでいこうと思いますが、その前に一度2023年を振り返ってみますね。





▲2023年の春分図



2023年は、「秘密・慈善事業」などを表す12ハウスと、「国民・国家のイメージ」を表す1ハウスに星が固まっていました。


某芸能事務所の問題の「秘密」が露出したことや、それによる日本という国家のイメージなども取り沙汰されたことを思えば、当たっていなくもないのかもしれません。


他にも、たとえば「日本の良さ」みたいなものや、「本来の日本人」などへの意識も高まった1年でもあったのではないでしょうか。

日本人である私たちが、「国家のイメージ」「日本のイメージ」を良いモノに変え、それを広げてきたように思えます。

どうしても戦後の日本というのは、「日本」とか「国」とか「愛国心」というものを聴くと、少々抵抗感を感じてしまうのではないでしょうか。


それは戦後日本に対する戦勝国の政策でもあったのでしょうし、同時に私たちがそれにのっかってしまった流れがあるのだと思います。


そもそも勝とうが負けようが、戦争は人を傷つけるもので、少なくとも一般市民に良いモノとは誰も思っていないのにも関わらず、負けた方は「戦争を起こしてごめんなさい」と思わされています。

負ける方がいて勝つ方がいる、ということは、どちらも戦争をしているのには変わらない、のにも関わらず。


2023年はそのイメージを徐々に変えていくような動きもあったのではないかな、と思います。

本来の日本ってこういういいところがあるよね、と。



もちろん個々それぞれ感じ方はあったかもしれませんが、私の周りでは特にそういうものが多かったようにも感じます。




また、もしかすると、水面下で日本という国に対する圧力があったり、国家間での密約なんかがあったり、軍事・科学技術面での進歩があったり・・もあったのかもしれません。


そのあたりは、国民に隠されていてわからない部分もありますが、たとえば今になってかの流行り病の対策として広く強く進められてきたものの、人体への影響が少なからず声をあげられていたことなんかは、国民も国家が隠していることに気づいているよ、というサインだったと言えるのかもしれません。




さて、本題の2024年の春分図を読んでいきたいと思います。



▲2024年春分図




民衆が日本の良さを思い出し行動に移す1年


アセンダントが蟹座19度「セレナーデを歌うゴンドラ乗り」で、チャートルーラーが月。

月は獅子座3度「正装した男と角を刈られた鹿」。


こういった世相などを読むときは、1ハウスは国家のイメージや国民や民衆のイメージを表し、月も国民、世論、大衆を表します。


ハウスは、そういう場面や場所的なもので、月は意思を持ったものです。

つまり、国民の意思。



この月は、「今こそ私たちの誇りとパワーを思い出し、それを行動に表すとき」だと伝えてくれています。

本来の私たちは、安心感に包まれ自己肯定感もある国民性だったはずです。

お互いが家族となり助け合い、愛されることよりも愛することを大切にし、日常生活を豊かにしてきました。



現代では、多くの人が疲弊し、余裕をなくし、家族の時間を取ることもできず、自分のことを大切にする時間も取れない・・そんな国になってしまいました。

そして日本という国を好きと思える人が少なく、自己肯定感が極端に低い国になりました。



が、「いやいや本来ちがうよ!もっと自信だってあったし、やさしい国だし、すごいいい国だよ!!」

というのを私たち自身が思い出し、主張しようとするのが今年。



政治に興味がないし、ということではなく、そもそも私たちが世の中を変えていくもの。

私たち自身が調和しあって、立ち上がっていく。



そういうタイミングがきています。



デモという形・・というよりは、たとえば署名だったり、自分たちの理想のムラやコミュニティづくりをして、それを広げる・・といった形で、愛ある「居場所」が広がり、自己肯定感を持っていけるようになっていくのではないかと思います。




海外との関係


また諸外国との関係や、法律を表す9ハウスに、首相や政府を表す太陽があります。

海外に対してお金を使うことや、首相や国がやりたい法改正を行っていく可能性がありそうですし、また、諸外国との関係性が密になっていくようなこともあるでしょう。


海王星が入っているので、こっそり曖昧にされながら、気づいたら法改正がされていた。

とか、よくわからない曖昧な法案が国会を通過していた・・みたいなこともあるのかもしれません。



日本から見た海外、という意味では、海外の力が抑えられ、日本がイニシャティブを取れるようなこともあるのかもしれません。



また、外交を表す7ハウスに冥王星があるので、アメリカや諸外国との関係性が、これまでのものとは大きく変わって、結果的に少し長い時間がかかったとしても良い方向に変わっていく・・こともありえそうです。


これを私たちがどう感じるのか、というところは、向き合わざるを得ない問題となりそうです。



また、冥王星は核なども表しますので、核を持つようになる、とか、8ハウスの火星と合わせて読んでみると、軍事費のために税金を吊り上げる・・なんてこともないとは言えないのでは・・とも感じてしまいます。

不条理な合意を強国にさせられ、それと国民が対峙する・・ということも考えられます。

つい先日日本の首相がアメリカ訪問していましたが、そこで何かを約束させられている可能性もありますよね。




あとは研究などの分野で評価されることもあるかもしれません。


とはいえ、海王星が入っているので、研究分野で何かしらの改竄が行われていたり、真実ではないことが真実のように語られる可能性もあります。

ので、そういった情報には注意した方が良いかもしれません。


良い方で解釈するならば、夢のような発見がある可能性もありますね。

若返り、とか、これまで難病だったものの治療法がわかる、とか。



また、金星も、同じく9ハウスに入っていますので、諸外国にお金を使いつつも、逆に輸出額などもUPしていくのかもしれません。

あるいは、海外で日本のカルチャー、娯楽、音楽や芸術が求められていく・・という可能性もあります。

土星が入っていますので何かしら歴史的なものも入っているのかも。




他に気になるところで言うと、


・株の取引きなどは、軍需産業系や工業系の動きがいろいろとありそう

・文学関係で評価される

・与党と広告が結託する

・教育関係や通信関係に与党が力を入れる


などでしょうか。


いずれもあくまで星で予測できること、ですが。




ということで、まとめますと


・私たち自身が協力しあい、調和しあい、立ち上がる

・知らない法案や曖昧な法案が通過していないか注意

・新しい研究結果などに期待

・世界情勢や軍事関係に目を向ける

・教育関係、通信、メディア、AIなどの新情報をどう自分たちの生活に活かせるか考えておく



2024年の動向に気をつけてみたいですね。






私たちができること、していくとよいことは、まずは「私たち自身には力がある」と知ること。

そして、「私たち国民がいるから日本が成り立っている、つまり日本という国を作っている」という意識を持つこと。

かな、と思います。


私たちは国に支配される存在ではなく、国をつくるものなのです。


確かに政治不信になったり、自分一人の力では何もできない、と感じてしまいますが、それは事実ではありません。

私たち1人1人が知ること、何か少しでも動くことで、国や地域のエネルギーは絶対的に変わりますし、そうすれば周りも変わり、全体も変わります。


大きな活動や運動をする、ということではなく、たとえばきちんと情報を精査することや、本当に自分が良いと思うものを買うこと、日常を大切にすること、周りにいる人を大切にすること。

それがひいては世界を良くすることにつながります。


だから自分を大切にする、ということと、自分に力がある、ということをぜひ覚えておいてください。

その自分でこの1年を過ごしてみて下さい。




諸外国との関係の中で、税金や食料の流通、法律などに影響を受けることによって、私たちの生活が締め付けられたり、何かおかしいな、と感じる場面もあるかもしれません。

残念ながら正々堂々と立ち向かったからと言って、解決するとは言いにくい状況ではあります。

が、賢く、水面下で動いていくこと、自分たちの基盤を固めていくことが大切になります。

私たちが目指しているところを、自分たちで少しずつ作っていって、手出しできないように作っていくよりほかないのかもしれません。


今すぐでないにしても、必ず世界は良くなっていきます。


そのための準備期間として今がありますので、自分たちの世代だけではなく、次世代、その次の世代のことも頭に入れて、動いていくと良いのだと思います。



だからこそ、自分たちのできる範囲で、手の届く範囲で、農作物をつくっていくだとか、安心安全な水や食料を手に入れられる販路を持っておくだとか、あるいは電気や通信手段もなにか安全なものを持っておくと良いのかもしれません。


閉鎖的になる、ということではなく、小さなコミュニティで誰もが安心して生きて行けるように準備しておく、ということですね。



これからの世界は、縦社会ではなくなります。

必ず横の繋がりが生きてきます。

そのための予行演習として先の流行病などがありました。

分断させられたけれど、その分本当に大事な繋がりが見えたと思います。

また、通信手段、オンライン、AIなどがより普及しました。

どこにいても、誰とでも繋がっていける世界が来ます。


今年はその流れの中で、私たちが力を思い出して立ち上がっていけるタイミングとなりそうです。





今年は地震も多い年ですね。

春分図としてはそういう印象はないので、大きな被害をもたらす災害がないといいな、と思うのですが。

太陽活動が活発な時期なので、地殻変動や地震活動も活発にはなるかもしれませんね。

この辺の予測がもっと正確にできるようになると良いなぁと思いますが、今のところはまだ難しそうですね。


いずれにしても、私たちは地震大国に住んでいることには変わらないので、日ごろの備えはしつつ、日々を楽しむことを忘れずに過ごしていきたいものですね。



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