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春分 2025年3月20日

  • 執筆者の写真: Satomi
    Satomi
  • 3月19日
  • 読了時間: 8分







3月20日 18:01

太陽が黄経0度、春分点を通過しました。

昼と夜の時間が同じになるポイントであり、今日の朝日はほぼ真東から昇り、夕陽はほぼ真西に沈みます。



日本では、春分の日または秋分の日の前後3日間を含めて、「お彼岸」と言い、此岸(現世)と彼岸(あの世)が繋がる1週間の中日となります。


昔の人は空とあの世の関係を肌で感じていたのかもしれませんね。





占星術的に言うと、「牡羊座の0度」を太陽が通過する瞬間を春分点と言います。

そして占星術で使う12サインの始まりはこの「牡羊座の0度」。

なので、この日を「宇宙元旦」と呼ぶ人も最近は多いようです。



宇宙元旦という言葉自体は本来ありませんが、占星術の世界では「春分点」の瞬間のホロスコープは重要視されていて、その一年のテーマや動きなどがその図にギュッと集約されて表されている、と考えられています。



他に、夏至・秋分・冬至なども3か月スパンくらいの未来予測をするものですが、その中で一番メインで読むのはこの春分図。


実際にどんな動向になりそうなのか、読んでいきたいと思います。



もくじ




今年の春分図から「日本」としてどんなことが予測されるのか、を読んでいこうと思いますが、その前に一度2024年を振り返ってみますね。







▲2024年の春分図



2024年の春分についてはコチラを見ていただけると詳しく書いています。


ざっくりまとめると、

ASCの蟹座、そしてチャートルーラーである月(=国民、民衆)を読むだけでも、「私たち国民が協力しあって大事な国をまもるために立ち上がる」ということが1つ大きなテーマでした。

それ以外にも、天体が上半分に集中しており、貿易関係や法案通過、地方自治体に注目がいったり変化がある・・なんてこともありそうな1年でした。

昨年まとめていた内容は以下です。



・私たち自身が協力しあい、調和しあい、立ち上がる

・知らない法案や曖昧な法案が通過していないか注意

・新しい研究結果などに期待

・世界情勢や軍事関係に目を向ける

・教育関係、通信、メディア、AIなどの新情報をどう自分たちの生活に活かせるか考えておく



報道こそされなかったものの、経産省解体デモがあったり、大規模ではないのかもしれませんが、ムラづくりが各地で行われていたり、という部分は個人的には「わたしたち自身が協力しあい、立ち上がる」ということなのかな、なんて感じていました。


知らない法案は、昨年度に限らずあるのかもしれませんが、中国人向けビザの有効期間が長くなっていたり、食料自給困難対策法が通過したり、憲法の緊急事態条項の改正こそなかったものの、地方自治法が改正されたり・・・と国民がよくわっていない状況の中、さらにはあまり報道もされずに法改正がされてきたのではないかと思います。

特に芸能関係のスキャンダルをダシに裏であやしげな法案が通過している・・という陰謀論は本当に陰謀なのか・・と思うほど、上手に法改正されているような気がします。


昨年の記事では書いてはいませんでしたが、振り返ってみると・・で言うなら、「地方政治」に良くも悪くも注目された年だったかと思います。

また、それにあたり、メディアの交替を感じた機会だったかと。

まだまだTVの力も大きいですが、SNSやインターネットの方がかなりウェイトが大きくなってきたことを示した選挙が行われたように思います。

どちらが正しいとかは決してないと思いますので、よくよく情報の精査をする必要が私たちに求められていますよね。



良いところでいえば、月面探査機「SLIM」がかなり精度よく月面着陸して、話題になったりもしましたね。



と、いうことで、振り返りだけでも長くなりましたが、2024年も濃い1年だったのではないでしょうか。




さて、本題の2025年の春分図を読んでいきたいと思います。





▲2025年春分図




外交の動きとともに、新しい夜明けを迎える日本



アセンダントが天秤座2度「新しい夜明け、すべて変わった」で、チャートルーラーが金星。


金星は牡羊座4度「羽のある三角」で7ハウス。


7ハウスは、外交関係や条約、ビジネス、紛争、同盟国などを表します。


「羽のある三角」の中にある、「三角」は三位一体を表すものでもあり、創造性を表す数字でもあります。

そこに羽がはえているわけなので、軽やかに創造していく力を持って外交やビジネスを進めて行けるのかもしれません。


いずれにしても、2025年は、外交関係が目立つ1年となるのでしょう。




ビジネスと外交


奇しくも、日本への影響力が強い国といえばアメリカで、アメリカの大統領は「ビジネスマン」であるドナルド・トランプ。




ビジネスが得意ではない日本がどのように関わっていくのか。


首相の腕の見せ所でもあるでしょうし、あるいは、それを抜きにしてビジネス面で良い流れがやってくるのかもしれません。


個人的にはIRなどは賛成でありませんが、金星が表す「娯楽・経済」的なものが、7ハウスの示す「ビジネス・外交」というところで活躍する・・という考え方をすれば、IRをきっかけにお金がまわってくる・・ということはあるのかもしれません。


あるいは、円高が進むことにより、輸入ビジネスが発展する・・などもあるのかもしれませんね。




国のリーダーたちはどう動いていくのか


さて、上で「首相の外交手腕の見せ所」的なことを書かせていただきましたが、「首相や国会、与党」を表す10ハウスには、古典占星術ではマレフィック(凶星)である火星が入っています。


ざっくりと読むだけでも、国会が荒れるか、首相が荒れるか・・なんて思えます。


火星自体は「戦争・争い・軍事・工学・技術」などを司ります。


つまり、国会では、防衛費について論じられたり、実際に様々な世界情勢に合わせて、どのように技術発展をすべきか・・ということが注目されるのかもしれません。


とはいえ、この火星に対しては、厳しいアスペクト(角度)を持った天体はなく、日本の国全体で見た時には、おそらく良い方向に進むようにはなっているのだと思います。

外交関係あるいは労働・保健・福祉関係での動きで、なあなあになってしまうだけなのかもしれませんが。


いかんせん、日本人の国民性なのか、はたまた戦後の日本人が変わってしまったからなのか、そうせざるをえなかったからなのか、日本はビジネスライクな外交い関係は得意ではありませんよね。

きっと、全体で調和できるようにうまく全員でまとまっていく力はもともとは高いのだと思いますが、一人の強者が全員をまとめて引っ張っていく・・ということには向いていないのかもしれません。

まして、そこに他の国が関わってくるのならなおさら。

国民を我慢させて、他の国の方を優先させてしまうような力が大いに働いてしまうのでは・・?なんて思ってしまったりもします。



わたしたち国民はなにを感じ、どう過ごすのか?


さて、ではわたしたち国民はどう過ごすのでしょうか。

国民を表す月は、射手座6度「ドアをノックするキューピッド」のエリアにいて、3ハウスにあります。


なんとなく、明るそうなかわいいサビアンシンボルですよね。


アセンダントの「新しい夜明け、すべてが変わった」と相まって、何かしら、新しい希望が見え、もしくは「新しい希望をみていこうよ!」と思わされるできごとが起こるのかもしれませんね。

実際の物事が起こると言うよりも、こんな状況の中であっても、いや、むしろこんな状況だからこそ、明るい未来を見て行こうと思えるのかもしれません。

そして、それはわたしたち自身が、身近なところで少しずつ広げ、たとえば家族や友達、SNSでつながっているような人たちとともに、新しい世界を見出していくのかもしれません。








2025年のまとめ


ということで、ここに書いていないけれど春分図から読み取れることも含めて、まとめますと


・外交関係、そこから影響を受けるビジネスが目立つ1年

・新しい時代の転換点

・わたしたち自身が「希望」を見つける

・国が推し進めたい政策はうまくいきずらい、荒れる、または強行突破

・労働環境などの課題が浮き彫りになったり、ますます厳しくなる

・社会保障への改革

・国土の変化

・異常気象

・不動産などの暴落


などが読み取れるでしょうか。

国のことを読むときって、どうしても前向きに読みずらいところがありますが、とはいえ、時代も世界も必ず良い方向へ向かっています。

今起きていること、これから起きることも、どんなに嫌だと感じたとしても、人類全体、地球全体、宇宙全体という規模で見たならば、良い方向なのです。



なので、今ここでわたしたちができることに目を向けて、物事の良い面を見たり、社会情勢がどうであっても、「こうありたい」という自分でいることなどを意識しながら過ごしていきたいものですね。





おわりに


今回は、かなり現実世界に即して、春分図を読みました。


ホロスコープの図としては、そこまで重たいような図ではなく、個人的には「明るさ」や「希望」すら感じる図でした。


社会情勢、世界情勢を鑑みた時に、こんなことかな~と想像するわけですが、私自身は政治や経済に明るいわけでもないので、そちら方面が詳しいかたはもっともっと詳しく具体的に予測できるのではないかな、と思います。



また、国をつくっているのは国民であるのは間違いないと思いますし、国そのものは大切だと思いますが、とはいえわたしたちにとって身近なのは「生活」であり、「日常」です。

何ができるかって、「今を生きる」こと、「自分を生きること」です。


本質として大事なことを忘れず、わたしたちはわたしたちを生き、希望はわたしたち自身にあることを覚えておいて、日々を過ごしていきたいですね。



ということで、最高の夜明けを感じられる1年となりますように。



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