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土星逆行

  • 執筆者の写真: Satomi
    Satomi
  • 2024年6月29日
  • 読了時間: 4分

2024年6月30日 4:06頃に土星が逆行を開始します。


逆行は、地球から見てその惑星が進行方向と逆に動くように見える現象です。

ほぼすべての星は同じ方向に向かって動いていくのに、その方向とは逆に動いたり空の中を惑いながら動いているように見えるので「惑星」と言います。


もちろん、太陽系を上から見た時には逆行なんてしていません。


あくまで地球から見た時の動きを見て、「逆行」と呼んでいます。





占星術的に言うと、「逆行」という現象が表すのは、「見直し」や「修正」、「順調にいかない」ということ。


ただ、もちろんそれが「ダメ」なことではなく、必要があって起こることだし、それがあることで良い方向へ軌道修正していくことができるので、大丈夫。




逆行が起るのは魚座19度。

サビアンシンボルは、「夕食のために用意されたテーブル」。


人生に必要なことはすべて起こるようにできていて人とのご縁もそう。

だから、自分の良心に従い、自分の「したいこと」を自然とできる。

それが人から見たら偽善的に見えようと、ある人からは利用されてしまうことがあろうとも、あくまで「自分がしたいから」というスタンスでやっていく。

そこに無理はなく、あるのは本当のやさしさ。


というのが、このシンボルが示すことの1つです。


夕食をどんな人にも提供してあげられるようなやさしさがあるんですよね。

きっとその空間は穏やかでやさしくて、特別な何かがなくても満ちているんじゃないでしょうか。





さて、そんなエリアから開始される土星逆行。


11月15日23時ころまで、逆行を続け、魚座12度まで戻って、また順行に戻ります。


これまで掲げてきた理想や夢、特に「自分が心の奥底からやりたいこと」そして「社会の為に自分の力を役立てられること」に関して、見直しが求められる時期になります。



夢や理想をただの夢や理想で終わらせないためには、「現実的な」ステップや行動が必要になります。


土星はこの「現実的な」部分が得意で、時に試練や課題と思えるものも与えてくれるものですが、今回は特に夢や理想に関して、現実的に計画を立てたり見直したり、ということが促されるでしょう。



また、今やっていることが「独りよがり」ではないのか、「周りの人や世界にとって役に立っている」のか、についても考えてみると良いかもしれません。

この「人の役に立つ」は、直接的に役に立つことももちろんありますが、誰かに役割を与えることも「人の役に立つ」ことです。

自分が苦手な部分を人に明け渡して、その人の得意を活かしてもらったり、自分一人で世界が回っていると思わずにいろんな人と協力し、調和し、なにかを創り上げていく準備もしていくと良いと思います。



また、人間ですから、「見返り」もほしくなることもありますが、この期間は純粋に人のためになることを考えて行動してみると、逆行終了後やその先に結果として「見返り」と思えるような「ご褒美」があるでしょう。




日本という国単位で見るならば、


・国民の意志と政府の意志が一致していく

・交通・通信関係の法律などが秘密裏に動く

・これまでされてきた改革の見直し

・まやかしの権威などが暴かれる

・死因などに関することが明らかになったり見直される

・地方自治などに目が向く、荒れる、革新的なことが起こる


ということも考えられそうです。




新紙幣が発行されるのは7月3日。

もしかしたら何か思惑があったりもするのでしょうかね。

またそれによって、国民生活ががらっと変わるなど・・・。


あとは、健康食品の被害の問題が再び話題になっていることや、例の流行病の対策で導入されたことの結果など・・ももしかすると「死」に関することがいろいろ話題に上ったり振り返る機会もあるのかもしれません。





私たちが個人のレベルで実感すること、活かすと良いこととしては、


・「形」に振り回されずに、豊かさの本質をとらえて過ごす

・夢や理想をそのままにせずに具体的な計画を立てたり、アクションを起こす

・見返りはいたん置いておいて自分の核となる想いを表現する

・自分一人で解決するのではなく、周りと協力しあって実現する


といったところでしょうか。




ピンとくることがありましたら、ぜひ振り返ってみて、今に活かしてみて下さいね。


逆行は怖いもの、みたいなイメージも先行していますが、考え方によっては、振り返りのチャンスで、今うまくいっていないものやうまくいっているけれど改善するとさらに良くなるものを見直すチャンスです。


そういう時期も楽しみながら進んでいきたいですね。


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