1.星は羅針盤であり産土でもある
- Satomi
- 4月16日
- 読了時間: 4分
昔から私たちは、星を読み地上を知り、星に祈ってきました。
圧倒的な闇と光の世界を、永遠と繰り返す流れを、人生に見立てたり、世界に見立てたりしながら、人々を魅了してきました。

ここに辿りついてくださったかたはきっと自分で自分自身を取り戻したい、知りたい、見つけたい、と思ってくださっているのではないでしょうか。
言葉にしてしまうとありきたりになってしまいますが、「本来の自分」「魂の自分」「ハイヤーセルフ」「真我」はおおよそ同じ意味かな、と私自身は捉えています。
呼び方が違ったり、厳密に言えば指している階層がちがったりはしますが、大きなくくりで言えば同じグループになるでしょう。
私たちは、この「本来の自分」というものからかけ離れるほどに、しんどさを感じたり、違和感を感じたり、人生がうまくいかなかったりします。
逆に言えば、私たちはこの「本来の自分」を思い出すために、いろんなことを経験し、死というゴールに向かって日々を過ごしているのかもしれません。
魂だけの存在になったとき、私たちは「本来の自分」に出会い、戻り、一体化していくでしょう。
また、もっと言うならカルマを解消するごとにより大きな―根源に近い自分に戻っていくことになります。
これを知りたくて、占いに行ったり、自己啓発セミナーに行った経験がある方もいるかもしれません。
けれど、占いに行ってもしっくりこなかったり、自己啓発系のセミナーや本を読んでそのときは熱い気持ちになったけれどやっぱり違和感を感じたり。
ここに辿り着いてくださったかたは、そんな経験もおありかもしれませんね。
この「星の音」では、あえて占星術というものを使わずに、宇宙に聞いた手順を何回かに分けてお伝えできたらと思います。
ずっと続くかもしれないし、あっという間に終わるかもしれませんが、ピンときたときに星の音を聴き、それを書き留めていこうと思います。
正直私にも何が出てくるのかわかりません。
ただ、占星術というある意味では左脳的論理的手法でない方法で、私たちの中に眠っている”感じる”とか”なんとなく”の力と気づきを使って、「本来の自分」を見出すことをいっしょにできたらな、と思います。
それでは、第一回目どうぞ。
みなさんは、
星はわたしたちに指針をくれる羅針盤のようなものだと思いますか?
それとも
魂の生まれ故郷だと思いますか?
すこし考えてみてくださいね。


実はこれはどちらも正解であって正解でないものです。
星はたしかに
わたしたちの向かうべき道標を指示してくれますが
それはそういう意図でしているわけではありません。
星とわたしたちが
いっしょだから
連動しているから
つながっているから
結果、羅針盤のように見えるだけです。
そしてまた
わたしたちの魂がさいしょにできたとき
もっと言えば魂のグループが発生したとき
たしかに星を介したものもありましたが
そうでないものもありました。
ただ、少し前の魂ということであれば
基本的に地球の輪廻にいるでしょうし
その前となれば
比較的近場の星にいたことになるでしょう。
なので、星が産土といえばそうでしょうが
そうとも限らない、または最初の根源まで戻れば
まったくちがう、ということになります。
さて
その前提の上で「本来の自分」を定義します。
わたしたちが今見つけたい「本来の自分」は
まずは地球上を輪廻している段階の魂のかたも
いるかもしれませんが
ここにたどりついてくれたかたが見たいのは
その階層ではありません。
魂のグループの目的と
そこから分かれたそれぞれの役割を持った魂の
在り方、地球で意図したいこと、自由意志です。

わたしたちは
様々な層を持っています。
目に見えないのでよくわからないかもしれませんが
暗い中でも気配を感じるとか
なんとなく思い浮かべた人から連絡がくるとか
そういった経験があるでしょう。
それは肉体次元ではないところで
コンタクトが取れている証拠です。
つまり、単なる直感というだけではなく
そもそもその直感をもたらす”なにか”の
層があるのです。
まずはその中で
どこの層のことを知りたいのかを
理解してください。
あくまで
「自由な魂の意志と意図」であり
「魂のグループの目的」である
ということを頭に留め置いて
これからのワークを進めていきます。
今日はここまでにしましょう。
よくわからないかもしれませんが
そのままで大丈夫です。
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