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心を満たすもの―月を満たすもの―

  • 執筆者の写真: Satomi
    Satomi
  • 2024年4月19日
  • 読了時間: 8分

私たち地球に住む人間にとって、「月」は欠かせない存在です。

特に星を読むときには、太陽とセットで必ず重要視しますし、日常的な運勢を読むときにも大事な存在になります。



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◆もくじ



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占星術における天体


占星術では、天体(太陽・月・惑星・小惑星など)は人間の意識を表します。

人間の意識を分割してわかりやすくしたものが、天体と考えてみて下さい。


それぞれの天体に、それぞれの意識が対応していてます。



太陽はメインとなる意識で、いわゆる社会での自分の役割だったり能力、それを発揮したいという意志であり、意識です。

同じように、他の天体にも意識の役割があります。





月があらわすもの


その中で月が表すものは、感情・インナーチャイルド・素直な気持ちなどで、ときに「ありのままの自分」「小さい頃の自分」「母性」を表す、とも言われます。


どの地域でも、神話には太陽と月が出てきますが、占星術においては、


 太陽 陽・父性・外向き

 月  陰・母性・内向き


なエネルギーの象徴としてとらえられています。





月の影響



月は私たちにとって一番身近な存在です。

周りで起きていることによって、すぐ感情が動き、揺らがされます。

また、実際に、月の満ち欠けによって感情が左右されることも知られています。



そして小さいな頃にこの月の意識が満たされていない人は、いわゆる「インナーチャイルド」が傷つき、大人になっても生きづらさを感じたり、自己否定感にさいなまれたりします。

そこまではいかないにしても、何かしらうまくいかない、と感じたり、しんどさを感じることもあるでしょう。


逆に言うと、月が満たされていれば、人生や意識の土台がしっかりとしていて、ちょっとやそっとでは揺るがないものになります。

最近では星を読む方の中でも、月を最重要視する方もいるかと思います。


月を満たすことが人生の本質ではない、と私は考えていますが、人生の基盤であることは確かです。




月のサイン別 満たすと良いポイント


それを踏まえて、自己否定感が襲ってきたとき、生きづらさを感じたとき、不安感がつきまとうとき、私たちは何を満たすと良いのか?



各星座別にご紹介します。



ちょっと落ち込んでしまったとき、なんだかざわざわするとき、自分らしくないなぁと感じてしまうとき、よかったらこの方法を参考にしてみて下さいね。





◆牡羊座


・自分の意見をはっきりと主張する

・思いついたことをとにかくやる

・先走ってしまった自分も認める

・とりあえず行動をできた自分をほめる

・スポーツをしてリフレッシュ

・アウトドアやアスレチックを楽しむ

・戦闘系のゲームですっきりする






◆牡牛座


・とにかくのんびりする

・マイペースに行動する

・音楽を聴いたり、絵画を見たり

・アロママッサージをする

・毛布や布団にくるまる

・お風呂や温泉にゆっくり入る

・おいしいものを食べに行く

・ヨガをする

・散歩する




◆双子座


・人がいるところへ行く

・友達とおしゃべりする

・流行のお店に行く

・やりたいことをやる

・飽きっぽい自分を認める

・いろんなものへの好奇心があることをほめる

・好きな雑誌を読む

・習い事をする




◆蟹座


・家事に集中する

・仲の良い友達とお出かけする

・猫カフェに行く

・感動する映画や感情が動く映画を見る

・絵本を読む

・料理を作って誰かと一緒に食べる

・ごく親しい人とホームパーティーをする

・人に甘えてみる

・感情に振り回されても頑張っている自分をほめる



◆獅子座


・カラオケに行く

・絵を描く

・コンサートや舞台を見に行く

・いつもと違う体験ができるところへ行く

・周りを気にしない

・褒められなくても自分が満足すれば良し、とする

・好きな服を着たりアクセサリーをする

・ドラマを観る




◆乙女座


・洗濯物をひたすらたたむ

・アイロンをきれいにかける

・断捨離する

・自分も人も責めない

 責めてしまう自分も許す

・考えていることをノートにまとめる

・手作業に集中する

・1つ1つの作業を丁寧に取り組む




◆天秤座


・公私のバランスを見直す

・人間関係のバランスを見直す

・相手に振り回されてしまう自分も良しとする

・相手に合わせられる自分を認める

・自分の良さを引き立てるファッションやメイクをする

・人に会いに行く

・調和がとれている場所(庭園、ブティック、カフェ、茶室、美術館)などへ行く




◆蠍座


・とことんやる

・占いへ行く、やってみる

・物事の裏側を扱っているような雑誌、本、情報、人などに触れる

・強い感情が湧くことを赦す

・感情をためこむこと、一気に噴出することもOKにする

・写経

・趣味に没頭する



◆射手座


・海外旅行や遠くへの旅行

・行ったことがないお店へ行く

・海外っぽい雰囲気のものに触れる

・本屋めぐり

・あてもないドライブ

・知らない人ばかりのパーティー

・ジョギング

・トレッキング





◆山羊座


・歴史博物館的なところへ行く

・紙を扱った場所、お店へ行く

・お城巡り

・登山、ハイキング

・遊びの計画を立てる

・これまでやってきた成果を洗い出す

・これまでの自分をほめる

・伝統文化を見に行く



◆水瓶座


・ネットやSNSで知り合った友人との交流

・オンラインゲームや知能テスト的なゲーム

・博物館やプラネタリウムに行く

・近未来的な場所へ行く

・習い事をする、サークルに参加する

・価値感や雰囲気が似た人に会いに行く

・未来的なものに触れる

・未来を良くすると思えるものに触れる

・自由奔放な自分を赦す




◆魚座


・自然が多いところへ行く

・海や湖、川、滝など水辺へ行く

・プールに行く

・寝る

・夢日記をつける

・音楽や絵などアートをする

・妄想する、想像力を発揮する

・一人時間をつくる

・幻想的な空間に身を置く

・文学的あるいは芸術的な映画を見る





自分の気持ちを大切に


心がざわついたときなどに、満たすと良いポイントをご紹介しました。


当然ですが、全然ピンとこないものや、これでは満たされない、と思うのであれば、やらなくて大丈夫。


あくまで安心したり、自己肯定感、自己受容感をUPさせるためにすると良いことなので、これができなくて自己否定するとか、やっても全く落ち着かずイライラする・・なんてことになったら本末転倒。


自分にとって心地よいもの、ピンとくるもの、やってみたいもの、やってみてしっくりくるものを取り入れてみてください。






月を満たせずにモヤモヤするときは


逆にどうしても満たしたいのにこれが満たされなくて苦しい、と思うとき、実は真反対の星座にオススメしていることを取り入れてみると案外すっきりするかもしれません。


これは「月星座が人生において目指すところではない、人生の本質ではない」ことと関係しますが、その話はまた別の機会に。



真反対のサイン(星座)は下記を参考にしてください。




◆真反対の星座


牡羊座 ⇔ 天秤座

牡牛座 ⇔ 蠍座

双子座 ⇔ 射手座

蟹座  ⇔ 山羊座

獅子座 ⇔ 水瓶座

乙女座 ⇔ 魚座





たとえば月星座が牡羊座の人は、本来満たしたいポイントは、

「自分の意見をはっきり言いたい(そしてその意見を通したい、認められたい)」

「思いついたことを即行動に移したい」

というところかもしれませんが、時にそれではうまくいかないこともありますよね。


自分の意見をはっきり言うことはできるけれど、その意見が通らなかった、とか、それによって人と衝突してしまって物事がうまく運ばない、とか。

あるいは、思いついたことを即行動に移してみたけれど、全部ことごとくうまくいかない、とか。



そういうときには真反対の星座である、天秤座を意識してみるとうまくいきやすいです。



人間関係のバランスを見ながら、自分の意見を言ってみる、とか。

相手に合わせることもしながら、意見をスムーズに通すことができて、結果的に自分の意見が通り、人間関係もうまくいき、月が満たされた、ということになるかもしれません。



無理やり自分の月を満たそう!とするより、一見遠回りでも、全く別の方法でアプローチした方が、結果的に早く、思い通りになり、月が満たされる、こともままあります。



もしも、「月星座を満たそうとしたけどうまくいかなかった」とか「結局満たせずモヤモヤする」ということがあったら、この方法をぜひ試してみて下さいね。





さいごに


なんだかよくわからないけれどモヤモヤするとき、うまくいかないとき、気持ちが満たされないとき。


人間だもの、そういうときもあります。


そんなときは、月星座のことを思い出して、自分に癒しの時間をあげたり、満たしてあげる時間を取ってみると良いと思います。


最初に記したほうに、自分を満たすことが人生の目的ではないとは思います。


けれど、やっぱり土台がしっかりしていなければ、人生の目的どころではなくなるもの。


なので、土台を固める、という意味でぜひ自分自身を満たすことも楽しんでみて下さいね。






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