top of page

2023年から2024年へ

  • 執筆者の写真: Satomi
    Satomi
  • 2023年12月31日
  • 読了時間: 6分

今年も1年ありがとうございました。

皆さんにとって、2023年はどんな1年だったでしょうか?


2023年は「癸兎」の年。数秘では「7」の年。


ぴょんぴょん跳ねる兎のように、成長する年になる、と言われていました。

また、癸というのは十干の中でも一番最後。

ということで、ここ10年のまとめの年でもありました。


そして「7」という数字も実は「まとめ」や「完全」といった意味もあります。

ドレミファソラシという音としても7つですし、曜日も7つですよね。

物質的な学びを統合して、完成されていくタイミングが今年です。


いろんな意味で、世界全体としては、まとめの年となったようですが、個人レベルではいかがだったでしょうか?





2024年はどんな1年?


占星術で1年を語ろうと思うと、実は1年の始まりは春分点ということになります。

とはいえ、私たちの生活としては、お正月が1年の始まりですよね。

ということで、占星術的視点で2024年を見ていきますね。




▶幸運の星・木星の動き


木星は1年にだいたい1つの星座(サイン)を移動します。

2024年は5月までは牡牛座、それ以降は双子座に映ります。



2023年に引き続き、生まれ持った才能や身体的な能力などを育てたり、物質的な豊かさを拡大させていく前半です。

2023年に再発見した自分の才能や良さを、2024年前半も引き続き広げていって下さい。

また、収入の柱を増やす人も多かったかもしれませんね。

まだこの流れは続きますので、副業や投資などを考えている方は、引き続き検討してみてもいいかもしれません。


5月以降は、友達や知人を増やしていく流れです。

ライトにフットワーク軽く、いろんな人と付き合ってみる中で、才能をさらに開花させていくタイミング。

実生活に役立つような学びを始めてみるのも良いと思います。

また、双子座は「言葉」を表すサイン。

「言霊」を大切に、自分が生きていきたい世界で使うであろう言葉を使っていくと良いです。

そして、自分の想いを軽やかに伝えていくことを意識してみてください。



▶制限や課題、構築の星・土星


土星は2024年も魚座に滞在し続けます。

2025年の5月に、始まりのサイン牡羊座に移ります。


今現在もいろいろと出てきていますが、「社会の膿出し」が続くと思います。

宗教や見えない世界に関しても、いろんな意味で見直しがされていく流れです。



▶改革の星・天王星


2018年から牡牛座に入っている天王星は、2025年7月に双子座に移ります。

2024年は牡牛座のまま、「豊かさ」「お金」「物質主義」「五感」に関して、改革を起こし続けていきます。


お金の価値が変わってきたり、金融に関する変化もあるでしょうし、個人レベルでも、豊かさへの価値観が変わったり、美容に関して意識が変わったり、身体を大切にする方法が変わったり・・・というのが引き続き意識上にあがってきそうです。



▶境界を溶かす星・海王星


2025年3月まで魚座に滞在します。

魚座は、海王星にとって居心地の良い場所。


見えない世界に関してより世界に浸透していく流れが続くでしょうし、魚座土星とあいまって、世の中を浄化していく流れを加速させていくことになります。

宗教が変化していく、社会の膿出しが進んでいきます。


潜在意識レベルで私たち個人個人が変化していって、目に見える世界だけではないことを多くの人が認識していくと思います。



▶0か100か変容の星・冥王星


2024年11月に水瓶座に移ります。

ここ1、2年、水瓶座に入ったり山羊座に戻ったり、という動きをしていましたが、本格的に冥王星水瓶座時代になります。


2024年は、そのためのまとめの年。


2008年から続く社会構造の変化が加速し、完成させていきます。

2008年はリーマンショックのあった年。

私たちの価値観は大きく変わりました。


山羊座的—つまり地の時代的な生き方の限界を感じた時でした。


本当の幸せが何なのか、本当にピラミッド社会のままでいいの?結果主義でいいの?というところを冥王星が切り込んできました。


そして、いよいよ横のつながりを大切にする生き方が始まっていきます。

と、同時に、SNSやAIなどとの付き合い方を問われる流れへと移っていくでしょう。







2024年をどう過ごす?



▶軽やかに生きていくと決めよう


これまでは物質的な豊かさに価値が置かれ、実際に日本をはじめとする先進国では十二分に物質的には繁栄したのではないでしょうか。


その結果、私たちは大切なものを忘れてしまった部分もあります。

日々の忙しなさにとらわれ、足下にある豊かさに気づかずに、もっともっと、と求めます。


けれど、本当に大切なものは実は足下にあって、幸せはすぐそこにあります。

人生を楽しむために生きているはずなのに、ちっとも楽しくないしんどい毎日を過ごしていたりする。


本当に大切な人たち、家族、友達、仲間を差し置いて、仕事やすべきことに邁進し続ける。

そこに目が向き続けていると、一生大切なものを大切にはできません。


そのことに今気づいて、2024年では「軽やかに人生を楽しむ」。

そして、「身近な人」の範囲を広げる。

これが大きなテーマの1つとなります。




▶目に見えないものから受け取る


心の豊かさ、目に見えないものの豊かさがどれだけ世界に溢れているのか。


2024年は、より繊細に明瞭に見えない世界から受け取るものが多くなる年になると思います。


そもそも日本人は目に見えないものを受け取ることが得意です。

場の空気を読んだり、相手の顔色を伺ったり。

これも目に見えないモノですよね。

その雰囲気を受け取って、場を和ませたり、和を乱さないようにすることが得意です。



これから日本の文明が始まる、なんていうことも言われていますが、それってこの「和」を大切にする生き方が世界に広がっていくということでもあると思うんですよね。



今よりも少しだけ、目に見えないものを感じていることを認識しながら日常を過ごすと、幸せを感じる感度が上がり、直観が冴えて、本来の自分が望む生き方へと向かっていくと思います。




▶日常にある幸せを感じる


目に見えないものを感じることにもつながりますが、私たちはそもそも幸せな存在で、幸せになるべくして生まれてきています。


起こるすべてのことは、幸せになるために起こっています。


そのサインを受け取るために、目に見えない世界や感覚、直観が大切になります。



なのですが、その前に一番大切なことは、「今ここで幸せになる」ということ。


幸せは「あるもの」で、「気づくもの」。



毎朝起きられること、ごはんが食べられていること、水を自由に使えていること、電気を使えていること、家族と一緒に過ごせること。



何気ないことですが、これは当たり前ではない、ということを改めて認識して、感謝の気持ちを持つと、体の中に幸せがじわじわと伝わっていきます。



「今幸せでいる」ことは、「これからの幸せ」につながります。

幸せになりたい、あれがほしい、じゃなく、今すでに幸せである、ということを心と身体に染み渡らせてください。




2024年は、ある種これからの世の中の分岐点になります。


精神的豊かさが満ちて、社会が成長していく流れになるよう、私たち1人1人が自分自身を生きることが、ますます大切な1年です。


社会に働きかけようとか、大きなことをしなきゃ、とか考えなくても大丈夫。


日常の豊かさや幸せを感じる感覚を思い出すだけで、自然と世界が変わっていきます。




みなさんの2024年が幸せに満ちた1年となりますように。


私もみんなで世界が良くなっていくような、一人ひとりが自分らしさを思い出して幸せを紡いでいけるような星の言葉をお届けしていきたいな、と思います。

来年もどうぞよろしくお願いします。

Comments


bottom of page