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蟹座満月(2025年)

  • 執筆者の写真: Satomi
    Satomi
  • 1月9日
  • 読了時間: 4分





2025年1月14日 7:26ころ

かに座24度で太陽と月が向かい合います。



満月は、呼吸で言うところの息を吐くタイミング。

新月で始めたことが満ち、収穫できるときでもあるし、同時にそれを外へ出したり、手放していくときでもあります。


かに座は、感情を司り、感情を大切な人と共有し、育むことを大切にするサイン。




生きる意味すらも実は日常にあるのだからそこで一生懸命に生きる


今回の満月はかに座24度という場所で起きます。

サビアンシンボルは「右肩越しに突然投げられた黒い影」。


少しイメージしずらいですが、私たちの想像を超えた力がやってきて、影が薄くなっていく—というものです。


この超越した力はおそらく眩いほどの光を放っているのでしょう。

その影は圧倒的な光によって投げられてしまう。

この光—ひいては人智を超えた力は、何かに一生懸命に取り組んできて、自分とは何者なのか、自分は何をしたいのか、自分の魂の望みに目覚めていったことの象徴です。



今回はこのサビアンシンボルに位置する月が、「習慣」「日常」「奉仕」「職場」を表す6ハウスにあります。

私たちの生きる目的は、結局は「日常」にあり、そこで満ちるものがあり、手放していくものがあるのかもしれません。

それに気づく満月となるでしょう。




意識すると良いこと


満月は手放しや完成させると良いタイミング。

特にこの蟹座満月で具体的に意識するとよいことは・・・



・家族と過ごす時間を楽しむ


・悪習慣を手放す


・職場の整理


・今できる最大限の力を出して働く


・気づきに敏感になる


・「母とは」「働くとは」みたいな思い込みを手放す


・家族から受ける良い影響を受け入れて感謝する



星の音《蟹座満月の空からのメッセージ》


それぞれが光の存在だったことを思い出してください。

あなたもあなたの隣にいる人も、あなたの好きな人も嫌いな人も皆等しく光の存在です。

みんながそれぞれに輝くことで、一つの大きな束となりラインとなり、大きな希望となります。

影である幻に気を取られないでください。


また、身近なレベルで地に足がついたところで、思い描いた現実を実現する熱量が大きくなっています。

その情熱ややる気の原動力は、感じることだったり、後押ししてくれる感覚だったりします。

美しいもの、美しい言葉を意識していくと良いでしょう。

そして、広げて来た感覚や言葉を、ふんわりとまとめていく。

風呂敷に包むみたいなイメージです。

開けばすぐに広がるし大きくなるけれど、いったんまとめようか、みたいな。

それがあなたの光となります。




色・香り・食べもの


色   パールホワイト、白、銀

香り  カモミール

食べ物 肉じゃが、味噌汁、おにぎり、家庭料理




最大限の力を出して今を生きる


「中今」

という言葉を聞いたことはあるでしょうか。


神道の言葉で、「今この瞬間に集中して生きる」ことの大切さを説いているのではないかと思います。

(とっても意訳かもしれませんが・・)



私たちはみんな「時間」という概念の幻に囚われています。

時間は皆に等しくあり、過去から未来へ流れている、というふうに、普通なら考えると思います。


でも近代の物理学的には、時間は伸び縮みするのものであると考えられていますし、しかも、時間はあくまで「ある地点」でしかないとも言われています。


過去から未来に流れているものではなく、私たちは毎瞬毎瞬に周りにあるものを「観測」しているにすぎないのです。



だからこそ、「今この瞬間」に「何を観測したいか」が大事で、それは思考の産物ではなく、感覚によって生み出される自分だけの時空間であり経験なのではないでしょうか。



この蟹座満月は、そうやって「中今」の状態にあることでこそ、見えてくるものがあり、さらにそれは日常生活でこそ実践できるんじゃないか、と問うてくれているように思います。今この瞬間を楽しんで2025年も生きて行きましょう。



ということで、ステキな満月をお過ごしください。

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