牡羊座新月(部分日食)
- Satomi
- 3月28日
- 読了時間: 5分

3月29日 19:59頃
おひつじ座9度で太陽と月が重なります。
新月は、呼吸で言うところの吸い始め。
何かをスタートして吸収し始めたり、心機一転したり、リセットするのも良いでしょう。
おひつじ座は、「はじまり」「スタート」のサイン。
思考が宿るよりも前に、直観と本能で動き山し、自我を求めます。

今回は部分日食を伴います。
日本では見えないのですが、グリーンランドやヨーロッパ、アフリカなどで見られます。
日食は年に2回ありますが、普段の新月よりもパワーがあり、長く影響力を持つ、と言われています。
特に日食が見える地域では、影響が大きく出ると言われますが、今回は「部分」日食ということもあり、皆既日食や金環日食ほどのパワフルさはないのかもしれません。
とはいえ、通常の新月よりもパワフルなのは間違いありませんので、ぜひこのタイミングで決意を新たにしたり、新しい流れに乗っていきたいですね。
終わりと始まりが入り混じる新月
今回の新月はおひつじ座9度という場所で起きます。
サビアンシンボルは「古い象徴に対して新しい形を教える男」。
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昔の人に限らず、私たちはいろんな概念に対してシンボリックな形を割り当てます。
星座や惑星のの記号もそうですし、四大元素の記号などもそうでしょう。
今でも、たとえば地図記号だったり、お手洗いのサインだったり、女性・男性のサインだったり、さまざまなものに「形」を割り当てていますよね。
そんなふうに、古いものを新しい形に変えて、自分流に理解しやすいようにしていくことを象徴するサビアンシンボルです。
たとえばですけど、サビアンシンボルをも今風、自分流に創り出してしまう、みたいなイメージなのかもしれません。
さて、このサビアンシンボルの領域で、新月が起こることはもちろんのこと、多くの惑星が、魚座と牡羊座に固まっていることからも、この新月は「はじまり」を伝えてきてくれていているのは間違いないでしょう。
さらには、この「はじまり」は入り混じる「終わり」とのグラデーションの中で見出され、季節が徐々に移ろっていくことを感じさせてくれます。
何を終わらせ、手放し、何を始め、手に入れるのか。
直感的に感じて見て下さい。
*
現実では、未来を先取りした象徴的なできごとが起きていて、いずれ社会が追い付いてくるでしょう。
それは社会を見てもそうだし、私たちの身の回りでもそうなんだと思います。
もし今ひらめいたアイディアがあったとしたら、それはきっと時代を先取りしています。
今すぐに人にわかってもらうのは難しいかもしれません。
だからこそ、今ここで、身近な人やそこから広がる社会に概念を伝えようとする努力は必要です。
そして伝わらなくても諦めないでいてください。
直接的に伝えるのではなく、今現状、今ここにいる人たちに伝わる伝え方を考えてみましょう。
意識すると良いこと
新月は何かを始めるのに最適なタイミング。
特にこのおひつじ座新月で具体的に意識するとよいことは・・・
・アイディアを書き留める
・直観的にいいなと思う方を選ぶ
・とりあえずやってみる
・自分が伝えたいことの本質が伝わる方法を考える
・目を休める
・お肉や辛いものを食べる
星の音《おひつじ座新月(日食)の空からのメッセージ》
物事が反転するようなことがあっても、歩みを止めないでください。
すべて予定通りに進んでいます。
多少困難やトラブルがあったとしても、それは必要だから起きたことです。
焦らずに1つずつ対処して、確実に物事を進めていって下さい。
解決策を思考だけに頼るのはやめてください。
インスピレーションを得た後に、それを精査するために思考を使うようにしましょう。
アイディアを整理し、それぞれを実行したときに起こる未来を、タイムマシンを使って未来を見て来たかのように、予測し、予言するのです。
色・香り・食べもの
色 赤、オレンジ
香り ローズマリー、マジョラム
食べ物 ステーキ、焼き肉、炒め物、採れたて食材、中華料理、スパイス料理
意識は未来から現在に持ってくる
春分を過ぎ、太陽は牡羊座を通過中。
1番目の星座である牡羊座は、エネルギッシュで、直感と行動力に優れた星座です。
すべてのサイン(星座)は、四大元素(火地風水)のどれかに分類されますが、牡羊座は「火」のサイン。
「火」のサインは、未来志向的なところはありますが、牡羊座は「今」を非常に大切にします。
というか「今」しか生きていないのかもしれません。
もちろん誰もがそうではあるのですが、牡羊座というサインにおいては、「未来」を直感的につかんでいるからこそ、それを「今」に引っ張ってきて、その点を一生懸命に生きているように思えます。
そして、その未来は、必ずやって来るのです。
こと牡羊座に関しては、もう確定した「未来」から逆算した「今」を生きているだけなので、当然その未来はきますし、その過程にどんな困難があろうとも、どんな寄り道があろうとも、障害も走りながら解決して、必ず見てきた「未来」に達するでしょう。
つまり、今は「コレ」をすれば良いと思うのです。
終わり―そして「まとめ」でもある魚座と「はじめる」牡羊座に、ほぼメインどころの星が入っているこのタイミングだからこそ、「未来」を「今」に引っ張ってきて実行しましょう、と。
いわゆる、「予祝」ですね。
叶えたい未来、イメージしている未来を、もうすでに叶ったていで過ごす、感情を味わう、行動をする、ということをすれば良いだけです。
ポイントは「本気でなりきる」ということ。
たとえば服装を変えてもいいし、毎朝のルーティーンを変えてもいいし、好きなことに没頭する時間を意識的に作るとかでも良いのです。
とにかく、「未来」を「今」に持ってくる。
この二週間ほど、ぜひトライしてみてくださいね。
ということでさわやかな新月をお過ごしください。
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