獅子座満月(2025年2月12日)
- Satomi
- 2月11日
- 読了時間: 5分

2月12日 22:52ころ
しし座24度で太陽と月が向かい合います。
満月は、呼吸で言うところの息を吐くタイミング。
新月で始めたことが満ち、収穫できるときでもあるし、同時にそれを外へ出したり、手放していくときでもあります。
しし座は自分というものを確立させ、外へ向かって自己表現していくサインです。
好きを貫いてあきらめることをあきらめて
今回の満月はしし座24度という場所で起きます。
サビアンシンボルは「砂漠を横切る大きなラクダ」。
砂漠は厳しい環境で、そこで生き残るのは大変です。
まして長い旅をするとなれば、精神的な強さもさることながら、周到な準備が必要になるでしょう。
このサビアンシンボルでは、厳しい環境においても、
自分で決めたことをやりきる力を持っていること、
そしてそのために必要なものを自分自身の中に持っていること
を表します。
しし座というサインは「自己実現」や「自己表現する」ことを表し、支配星である太陽が示すように、「自分自身が輝き周りを照らす」ような力を持っています。
その中で、自分がやりたいと思うこと、自分が表現したいと思うことを、自分が持っている力や才能を使って実現していく、やりきる決意みたいなものが見える星空のようです。
今回のしし座満月からは、こんなことが伝えられているように感じます。
人間関係での変化や思いがけない出来事によって、「自分の想いを絶対に叶えて行こう」と決意できる時です。
理性でなんでも叶えようとするのではなく、想いや感情も大切にして、自己実現を目指していくことが大切です。
ずっと好きで続けていること、夢や目標に向かってがんばってきたことが、自己実現のためのヒントに、そして追い風になります。
もうやめようかな・・なんて思ってしまうこともあったかもしれませんが、それでもその「好き」をやめることはできなかったのではないでしょうか。
それは、もうきっと、どうしようもなく避けられない「好き」なんですよね。
だから「好き」をやめることをあきらめて、「好きを貫こう」「この想いを絶対叶えよう」という方に考えを改めてみてください。
意識すると良いこと
満月は手放しや完成させると良いタイミング。
特にこのしし座満月で具体的に意識するとよいことは・・・
・これまでやってきたこと、できたことを認める
・あきらめるのをあきらめる
・「熱い想い」と「現実的な方策」の両輪でやりたいことをやる
・自分をほめる
・人に自分のいいところを聞く
・これまでの「自分らしさ」を一回疑ってみる
・ドラマや演劇、音楽鑑賞する
・リッチな時間を過ごす
星の音《獅子座満月の空からのメッセージ》
これが自分だって思いたくない部分も認めて、自分らしく生きることを赦していきましょう。
太陽系の外からの宇宙の指令が12感覚を通してやってきます。
その一つの熱感覚がしし座の司る感覚です。
自分の生きている理由、心臓を動かす熱さみたいなものを感じてみてください。
地球で感じるしし座は、
「目立たなくちゃ」
「自分らしくいなくちゃ」
「私を見て!」
「すごいでしょ!」
みたいな自己主張がときに目立ってしまうけれど、魂の視点に立った時、誰もが皆輝いていて、誰もが皆誰かを輝かせている、そしてそれによって世界は光であふれて調和している、ということを知っています。
全体の調和の中にいる自分は、いったいどう過ごしているのか、どう感じているのか、世界とどうかかわっているのか、そんなことに想いを馳せ、感じ、今に集中してください。
色・香り・食べもの
色 ゴールド、オレンジ
香り スイートオレンジ、グレープフルーツ
食べ物 パーティー料理、柑橘系、はちみつ、ステーキ
眠っている自分らしさを認めて解放して
人間は社会性を持った生き物なので、社会に認められてこそ、人に認められてこそ力を発揮できたり、自己承認できたりするものです。
でも、自分が好きなもの、自分が表現したいものが、周りに評価されないこともあります。
それは伝え方がまずかったり、環境が悪かったり、時代が悪かったり、伝える相手をまちがっていたり、理由はさまざまでしょう。
でも、ただそれだけのことです。
場所が変われば、時が変われば、伝える相手が変われば、あるいは伝わり、認められるかもしれません。
魂という視点で見た時に、人に認められる必要はありません。
それは「自分を生きた」後に勝手についてくるものです。
私が私をどれだけ喜ばせられるのか、いかに自分らしく生きられるのか、そちらの方が実は大事だったりもします。
とはいえ、私たちは周りの人と調和しながら、時に不協和音を鳴らしながら生きているわけで、認められようとすることでがんばることができたり、情熱が湧いたり、ということもあると思います。
だからこそ、自分が本当に情熱を燃やして命を賭したいもの、好きなもの、表現したいことを人に認められるように、伝わるように合わせてしまったり、あきらめてしまうこともあると思います。
自分の想いが叶うように「わかりやすくする」とか「伝わるように伝える」こと自体は良いのですが、それによって伝えたいことからずれてしまうのであれば、それはストレスでしょう。
「伝わるところで伝える」
「伝えたいことをブレさずに伝える」
「表現したいことを独りよがりにならず、けれども相手に合わせすぎることもなく表現していく」
そんな姿勢が必要になる満月です。
好きなものは好き。
やりたいことはやりたい。
それはあきらめる必要もないし、簡単にあきらめられません。
あきらめてもきっと別の形でまた浮上し、葛藤するでしょう。
だからもうあきらめるのをあきらめて、本当の意味で”自分らしく”過ごしてください。
ということで、ステキな満月を。
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