天秤座満月
- Satomi
- 2024年3月24日
- 読了時間: 5分

3月25日 16:00頃
てんびん座5度で太陽と月が向かい合います。
満月は、呼吸で言うところの息を吐くタイミング。
新月で始めたことが満ち、収穫できるときでもあるし、同時にそれを外へ出したり、手放していくときでもあります。
てんびん座は社会と関わるようになり、「相手」とのバランスを取ったり、客観的な視点を手にするサインです。
パートナーシップや恋愛を表したり、バランスの取れたアートや美容、ファッションなども表すことがあります。
特に今回は、半影月食を伴う満月です。
地球の影は本影と半影と呼ばれる2種類があるのですが、半影は本影の周りの薄い影です。
この影に月が入るのが、「半影月食」。
本影に比べると非常に薄い影なので、ちょっとわかりにくい月食になります。
とはいえ、通常の満月よりも強いエネルギーを含んだ満月になりそうです。
願いは実現する
今回の満月はてんびん座5度という場所で起きます。
サビアンシンボルは「男の理想が多くの結晶に変わる」。
ビジョンを明確に描いていくことで、その理想が結晶として具現化する。
というのが今回のテーマ。
てんびん座は「風」のサインの1つで、「風」が司る力には、情報や見えない力があります。
情報の1つには、「電波」「磁場」「重力波」のようなものがあって、それがあるからこそ情報が相手に伝わる、世界にまるで風のように流れていく、という現象が起きます。
てんびん座は、相手を惹きつける「磁力」を持ち、もっと言うと、相手と引っ張り合って影響しあうような「重力」を上手に使える魔法使いです。
自ら発したものと相手から発するものを等しく理解し、影響しあうことができ、自分の理想をその❝場❞をつくる人たちと一緒に具現化していきます。
さて、今回の半影月食の満月では、
「誰かとあなたの願いが一致し、あなたの願いは実現する」
ということが空から伝えられています。
あなた一人だけの願いだとあなたが思っていたとしても、実はその願いは誰かと一緒の想いであるかもしれません。
むしろ地球規模、宇宙規模で見たらそういうことの方が多いのです。
だからまずは、その願いを放つこと。
願いを願いだと認めること。
漠然とこうなったらいいなぁ~じゃなく、「これは叶うから今思っているんだ」と認めて、これが叶った先の世界を先読みしてください。
あなたの願いを叶えることで
・あなたはどうなっている?
・あなたはどう感じている?
・あなたの周りの人はどうなっている?
・誰が幸せになる?
あくまで自分のための自分勝手な願いでも構わないのです。
でも、それが必ず誰かのためになっています。
それが誰なのか?
どれだけ多くの人を幸せにできるのか?
そういうところまで想いを馳せてみて下さい。
意識すると良いこと
満月は手放しや完成させると良いタイミング。
特にこのてんびん座満月で具体的に意識するとよいことは・・・
・願いを叶ったていで書き出す
・思い浮かんだ願いは必ず叶うことを認める
・自分の願い、希望を(否定しない)人に話す
・パートナーとの時間を満たす
・やってみたかったファッションやメイクを実践してみる
・合わなくなった、あるいは、ときめかない服を断捨離する
・ときめく料理やおしゃれな料理を食べる
・腰をあたためる
星の音《てんびん座満月の空からのメッセージ》
自分だけが幸せになってはいけない、と思っていませんか?
そうだとしたら、考えを改めてください。
まずあなたが幸せになることで、周りの誰かを幸せにすることができます。
そして、あなたの周りの小さな社会だけではなく、地球全体、宇宙全体が満たされていくんです。
私たちは潜在意識の深いところではみんなつながっています。
言い換えるなら、1人1人の魂は実は大きな存在の魂の一部であり、実はみんなで1つなのです。
だから、あなたが幸せになることは、みんなの幸せを引き上げることであり、全体としての幸せを大きくするものなのです。
だからまずはあなた自身が幸せになること、楽しくなることをやってみて、自分自身を満たしましょう。
その後、あなたのすぐそばにいる誰かとそれを共有する。
そしてもっと広い範囲の人にその幸せをおすそわけする。
そうやって範囲を広げていくうちに、あなたの大きな望みすらも叶っていくのです。
色・香り・食べもの
色 淡紅色、ローズ、ベージュ
香り ゼラニウム、ティートリー
食べ物 麦、シリアル、ロゼワイン、フレンチコース料理
あなたの願いは何ですか?
世の中には様々な願望実現の方法や目標達成のメソッドなどがありますが、いずれにしてもまずは「願い」や「目標」、「理想」「夢」があることが前提。
目的地がないと、出発することができないんですよね。
でも、そもそも、何をしたいかわからない。
そんな声も聞こえてきそうですが、本当は好きなこと、こんな状態で毎日過ごせたらいいな、という想いはあるんじゃないでしょうか?
そして、この願いって「自分事」であることが大切。
他人は変えられない、と言うように(捉え方によっては他人すらも変えられるものですが)、基本的に私たちは「自分」を中心に世界が回っていて、自分から見た世界がすべてです。
こういうと自己中心的な生き方に捉えられるかもしれませんが、言い方を変えると「自分に集中する」ということ。
他人との関係の中であっても、「自分がどうありたいか」を優先させることが大事で、だからこそ他人と自分との違いが浮き彫りになって、相手も自分も素晴らしいと思えて、その関わりの中に、「自分の想い」を反映させて見ることができます。
「相手は鏡」とはよく言ったもので、不思議なことに私たちは自分が持っている「前提」のもと相手が現れます。
前提が変わると、相手の態度や発言も変わります。
相手の「良い」ところも「悪い」ところも、実は自分にある「何か」の一部を見ていてそれを勝手に「良い悪い」と判断しているだけです。
だから、まずは「自分」から。
他人がどうであろうと、自分がどういう状態でいたいのか、に焦点を当ててみて下さい。
その結果、周りにいる他人も変わるし、世界も変わります。
そうして変わっていった世界で、あなたは必ず「願い」を、「目標」を、「理想」を、「夢」を叶えています。
あなた自身を投影した「誰か」があなたを応援してくれるので。
ということで、あなたの中の願いに目を向けて、叶った自分を味わう満月をお過ごしください。
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