水瓶座新月
- Satomi
- 2024年2月10日
- 読了時間: 4分

2月10日 7:59頃
水瓶座20度で太陽と月が重なります。
新月は、呼吸で言うところの吸い始め。
何かをスタートして吸収し始めたり、心機一転したり、リセットするのも良いでしょう。
水瓶座は「自由と自立と平等」を好むサイン。
山羊座では現世的なピラミッドの頂点に達しました。
その「現実」的な枠を超え、本当にこれからの世界にとって何が良いのか、何にも縛られず、かつ俯瞰的に論理的な考え方を持って、仲間と協力しながらより大きなことを為していきます。
エゴの奥にある本当の気持ちに気づく
今回の新月は水瓶座20度という場所で起きます。
サビアンシンボルは「絶望し幻滅した女」。
このサビアンシンボルでは、自分のエゴをできるだけ消していって、「本当に世界のためになること」「本当に良い未来のために」動いていきます。
基本的に水瓶座にはそういう特性もあるのですが、それでもやっぱり人間なので、エゴも身体的制約もあるわけで。
そこに気づいて絶望する、という意味でこのシンボルが当てられています。
話は変わり、前回の獅子座満月では、
「自分の個性を自分の為に楽しんで、その結果めぐってきたものを得る」
というタイミングでしたが、今回はそこをもう少しストイックに次元を上げていくために、自己や自我といったところをより薄くしていく、ということになります。
でも突き詰めてみれば、私たちの心の奥底から湧く「想い」は結局、もともとの「1つ」から出てきているもので、そこに気づくタイミングだよ、ということになりそうです。
エゴともとの「1つ」からの願いを見分けることは難しいかもしれません。
ただ、心の中に心地よさがあるのか、あたたかい感覚なのか、そんなところに目を向けてみると、エゴの場合は「戦い」のようなエネルギーが乗っていたり、「人から見て成功なのか」とかどこか比較が入り、ざわつくところがありそうです。
対して、もとの「1つ」から―言い換えれば魂だったり宇宙の意志からの願いならば、誰かと比較するわけでもなく、ただただ温かい幸せな感覚なのだと思います。
意識すると良いこと
新月は何かを始めるのに最適なタイミング。
特にこの山羊座新月で具体的に意識するとよいことは・・・
・目標を立てたことの計画を立てる、マイルストーンを置く
・チーム連携を上手に使う
・誰と一緒に目標を実行したいか考える
・何月に何をする、くらいのざっくりした予定を立てる
・過去にあきらめたことを思い出す
・どうしても気になるワードをメモしておく
・未来の自分から今の自分へお手紙を書くつもりでアドバイスする
星の音《水瓶座新月の空からのメッセージ》
思考が口をはさむ時間がないようなくらい、直観的に、瞬時に動き始めてください。
私たちの純粋な想いは、時間が経つほどに、思考が捻じ曲げてきます。
そのこと自体は普通の反応で悪いことではありませんが、こと自分の魂が望むことをやっていく、ということに関しては不利に働きます。
多少ワガママと思われたとしても、自分の❝本心❞は❝本能❞を大切に。
思考にしても、あなたの周りであなたを止めようと声も、すべて雑音にすぎません。
私たちは私たち自身のために生きることが全体のためになるのです。
そうして実行したことで得られる、身体の奥で感じる感覚。
これこそがこの世のギフト。
どう感じているのか、自分自身でゆっくりと感じてみて下さい。
そしてその感覚を表現してみてください。
言葉でも、音でも、アートでも、身体を動かすことでも構いません。
これから成し遂げていくもののためにの、今のこの瞬間の直観を大切に。
色・香り・食べもの
色 ブラウン、ブラック、アースカラー
香り ネロリ、ユーカリ
食べ物 創作料理、スーパーフード、サプリ
エゴや他人軸からやってくる願いは置いておく
1月に2024年の計画を立てたものの、なんか気乗りしないな、とか、いまいちピンとこないな、という方もいるかもしれませんね。
そういうときは、その計画のゴールが「本当に自分が望んでいるのか?」を見直してみて下さい。
案外、「世間一般的にこれが幸せだとされているから」「両親の願いを叶えたい」「家族のためなら」というものが紛れ込んでいませんか?
それが悪いわけではないのですが、人の人生は人のものです。
自分が思い通りにできるのは自分の人生だけ。
人の夢を自分のものと勘違いしているのには、人生の使い方としてもったいないです。
だってあなたの人生なのだから。
ということで、本当に自分が望んでいることに目を向け、一人でできないことならばどんな仲間と一緒にやっていきたいか、考えていくのが良い新月です。
もしやりたいことがないのであれば、それはたくさんの可能性を秘めているってこと。
直観や感覚に従って、「今」やりたいことに目を向け、できる範囲で挑戦するのが良いと思います。
そうすることで、いつの間にか導かれていた・・・ということもありえます。
思考に偏るのではなく、ピンとくる感覚に頼ってみて下さいね。
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