水瓶座満月
- Satomi
- 2024年8月20日
- 読了時間: 5分

8月20日 3:25頃
みずがめ座27度で太陽と月が向かい合います。
満月は、呼吸で言うところの息を吐くタイミング。
新月で始めたことが満ち、収穫できるときでもあるし、同時にそれを外へ出したり、手放していくときでもあります。
みずがめ座は、やぎ座で成し遂げてきた「この世的な成功」「社会の中で上りつめる」という、社会の規範や一般的に認められるようなところから離れ、新しい世界をつくっていくサイン。
それぞれの個性を大事にし、ときにはその個性を押し殺してでも、「より良い世界」のために一致団結して行動していきます。
「より良い世界」—つまりそれは「より良い未来」。
「これまで」という過去の中にいるのではなく、未来的なサインです。
自分に制限をもたらすものから解放され真の自立を目指す
前回の満月はギリギリやぎ座。
もうみずがめ座に入る準備をしている場所で起きましたが、今回はみずがめ座へ。
サビアンシンボルは「倒された鋸で切られた木」。
このシンボルが表しているのは、「真の自立」。
誰かと根っこでは繋がっていて、そこから影響を受けていた自分を切り倒し、何者にも何からも縛られない、影響を受けない、本来の自分を目指していくことになります。
*
満月が起こるのは、「パートナーシップ」「対人関係」を表す7ハウス。
誰かとの関りの中で、影響を受けている自分を認識したうえで、そうではない本当の自分、「本来の自分」「真の自立」を目指していくことになります。
まして満月は「完成」して「手放し」ていく時期を表します。
もしかすると、「真の自立」を目指すために、もう学び終えた人間関係からは卒業する、そんなタイミングなのかもしれませんね。
新月と満月はセット。
2週間前の、ふたご座新月がきっかけとなり始まったことの、最初の結果が出るのが今回のタイミングとも言えるし、半年前の「やぎ座新月」ころに始めたことの結果が出るころ、と読むこともできます。
◆獅子座新月(2週間前)
2週間前のテーマは
「ごくありふれた日常を楽しむ創造性」
ゆったりと過ごしながら、自分も周りの人も楽しめるような在り方をしていこう。
そのために創造性を使っていこう、というテーマでした。
◆水瓶座新月 (半年前)
半年前のみずがめ座新月のテーマは
「エゴの奥にある本当の気持ちに気づく」
自分の中にあるエゴに気づいたうえで、そのエゴに引きずられない本当の想いに気づいていきます。
そして、「本当に世界のためになること」「本当に良い未来のために」動いていきます。
それぞれ、こんなことがテーマでした。
この半年間、エゴと向き合いながら、
「あれ?自分の本当の想い、本当の願いってちがうところにあったんじゃないかな?」
という気づきがあった方も多かったのではないでしょうか?
生きるためにエゴは必要ですが、今ここに生まれてきた魂の願いは、実は全然違ったのかもしれない。
自分らしく生きること、そしてなんのしがらみも影響も受けない真の自立を目指すこと。
その先に、世界が、未来が、より良いものになっていくことを、私たちは魂のレベルでわかっているんですね。
だからこそ、
「本当のわたし」に気づき、それを世界に解放していくタイミングが来ているのかもしれません。
そうやって、「独立したわたし」の集まりが、影響しあって良い世界を創っていきたいですね。
意識すると良いこと
満月は手放しや完成させると良いタイミング。
特にこのみずがめ座満月で具体的に意識するとよいことは・・・
・自分の「あたりまえ」を疑って「本当の望み」を意識する
・支配していた人、依存したいた人との関係を手放す
・未来志向で物事を考える
・しがらみ、重たいモノ、常識から自分を解放する
・近未来っぽいものに触れる
・アロマテラピーやお香など、香りを取り入れる
・創作料理やスーパーフードを食べる
星の音《みずがめ座満月の空からのメッセージ》
決断してください。
誰かにあなたを蹂躙させず、あなたがあなた自身である、ということを。
あなたの意志を誰かに明け渡さないでください。
本来のあなたは、もっと自由で、もっと創造性にあふれ、もっと楽しめる存在です。
そもそも、そのためにこの地球に生まれてきたことを思い出してください。
決して誰かに蹂躙され不自由にがんじがらめにされて、あなた自身を抑え、小さくしてしまうことが目的ではないのです。
この世界は、本来1つで、あなたがあなたらしく自由に生きることは、全体がそうなっていくことも示しています。
本来の1つだったあなたは、今のあなたになんて声をかけますか?
もう自ずと答えは決まってくるはずです。
色・香り・食べもの
色 メタリックカラー、空色
香り ユーカリ、ネロリ
食べ物 創作料理、スーパーフード、機能性食品、普段食べない物
真の自立とは
真の自立ってなんでしょうか。
私たちは、この社会に生きているので、当然少なからず誰かの影響を受けているものです。
かといって、本来その影響は「縛るもの」「重たいもの」「支配するもの」であってはならないはず。
私たちは、もちろん一緒に生きているけれど、少なくとも今は別の個体として生きていて、それぞれの意志を持っている。
それぞれの個性を持っている。
だから、それに対して外野がワイワイ邪魔をする必要なんてないはずです。
もし自分を生きることに集中していたならば、自分以外の誰かを邪魔する必要なんてないはずですよね。
と、いうことをみんながわかって、お互いの個性を認め活かしあえるならば、この世界はきっともっとずっとよくなるでしょう。
そうして、真の自立がお互いに成り立つはず、だと思います。
とはいえ、この現代でそれが難しく感じてしまうのもまた事実。
だからこそ、まずは自分から。
周りの人にわかってもらえなくてもいいから、せめて自分だけは自分を認め、本来の自分を目指し、真の自立をしていこう、と決めること。
そうすることで、周りの人もそういう人であふれるようになるでしょうし、もっと言えば世界にそのエネルギーが伝わって良い影響を与えていくんじゃないかな、なんて考えます。
「自分らしさ」って意外と自分ではわからないものですが、好きなこと、やりたいこと、望みの積み重ねかな、とも思います。
ぜひ、今すぐできるところから、「今したいこと」を実践して「最高の未来」に向かっていって下さいね。
ということでよい満月をお過ごしください。
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