牡牛座7度「サマリアの女」
- Satomi
- 2024年4月25日
- 読了時間: 6分
更新日:4月26日

▶牡牛座7度/No.037
▶7度 対極にあるものから世界を知り自分を知る
▶ドデカテモテリー 蟹座
◆Key word
他者との違いを受け入れる、目覚め、心を開く、
◆可能性のある日付
4/26、4/27、4/28
◆原文
マーク・エドモンド・ジョーンズ
A woman of Samaria.
ディーン・ルディヤー
The woman of Samaria at the ancestral well.
◆どんな人?
・差別なく誰とでも付き合う人
・食わず嫌いにならずにとりあえず体験する、人と付き合える
・絶望的なときでもチャンスをつかむ人
・新たな人生の希望をいつでもどこでも見出せる人
・全てが嫌になってしまうときにこそ希望の光を見出す人
・繊細でやさしい人
・人のことも知ることで自分を知る人
・自分を知ることで堂々と行動できる
・素直に人の話を聞ける
◆進行天体があるとき
・どん底と思うような出来事と同時に打開策や光を見つけられるとき
・自分とは対極の立場の人と出会うことで新しい考え方や生き方を見出す
・立場や持っている性質が違っていても、自分も含めみんなそれぞれにいいところがある、ということを知る
・退路が断たれて啓示が出てくる
◆星の音
(2024/4/26)
矢印をどこに向けるのか。
相手に向けるか、自分に向けるか。
それだけで世界は一変します。
あなたが見ている世界は真実ですか?
曇りのない、ゆがみのない目で見たら
世界は実は美しいのではないですか?
思考の海に
潜って潜って。
その先に見えるのは
光
でしょう。
(2024/4/25)
自分の信じていたものを信じ続けてうまくいかなかったとき、信じていたいものの存在が大きいほど、そこから離れて新しいものを取り入れるのは難しい。
信じていたものがもしかして真実ではないのかもしれない、もしかしたら間違っているのかもしれない、と思っても、それを認めたくはないものです。
まして正反対の考え、正反対の在り方、正反対の思考とは相いれたくはない。
けれどもそれは向こう側からやってくるのです。
それもいとも簡単に。
そこに違いがあれども正誤や善悪といった両極だけでは推し量れることではないし、ただそれぞれの良き道を行くだけだということを見せられた時、ようやく光を見出すのです。
闇の中の一点の光、光の中の一点の闇。
それがあるからお互いをわかることができるけれども、それそのものに意味はなく、初めから同居していたものだったということに気づくのです。
そして、そこに自分なりの答えを見出していくのでしょう。
▶4月26日生まれの方へ
持って生まれた才能「8」
協調性や真面目さを兼ね備えたリーダー。
面倒見も良く、人から信頼される人
でしょう。
実力や行動力もあり、みんなで
何か目標を達成することが好きです。
その輪を乱す人のことは許せないかも
しれませんが、いろんな価値観や
いろんな性質の人がいることを
認識しているとさらに信頼の篤い
リーダーになれるでしょう。
目指す方向性「3」
協調性のある真面目なリーダー気質を
活かしながらも、「子供らしさ」や
「楽しさ」を忘れずに好奇心のまま
軽やかに動くことが目指す方向性です。
ついつい頑張ってしまう方ですが、
「楽しい方」を選ぶ、「みんなが楽しくなる」
方法を考えていくと、より軽やかに
うまく人生がまわります。
▶4月27日生まれの方へ
持って生まれた才能「9」
協調性と自分のこだわりをしっかりと
持っている器の広い人。
いろんなもの、人を受け入れる器と
感受性の高さや繊細さが同居している
ので、感情のバランスを取るのが
難しく感じる時もあるかもしれません。
自分を優先していいことを知り
相手よりもまず自分を優先してみると
良いでしょう。
目指す方向性「4」
協調性とこだわりとやさしさを
活かしてやってきたことを形にすること
が目指す方向性です。
人との関係の中で生まれるものも
たとえば言葉やイラストとして残したり
お仕事ならそこで作られるものが
あったりします。
それを「生きた証」として、自分が
いる意味、やってきたことを感じる
ようにすると良いかもしれません。
▶4月28日生まれの方へ
持って生まれた才能「1」
人と関わることが大好きな親分的な存在。
面度見が良く、仲間意識を持っている
義理人情の篤い人でしょう。
成功を手にするための努力は惜しまず
みんなを引っ張り上げながら一番トップを
走ります。
目指す方向性「5」
みんなを引っ張り上げながら
様々なことを体験し、変化を受け入れながら
その体験をもとに人に何かを伝えていく
ことが目指す方向性です。
堅い信念があるがゆえに
頑固になってしまうこともあるので
変化や信念とはちがうことでも
柔軟に受け入れるような生き方を
していくと、より人生が彩り豊かに
自由になります。
関連リンク
◆活動宮 cardinal sign
□90度 獅子座7度
☍180度 蠍座7度
◆火 fire sign
△120度 乙女座7度
△120度 山羊座7度
Episode
サマリアの女は聖書の「ヨハネの福音書」のお話です。
サマリア(地域名)の女性が、ユダヤ人であるイエスに出会い、改宗していくストーリーです。
あたりまえですが、当時はキリスト教というものはなく、ユダヤ人はユダヤ教を信じていました。
ところが、サマリアというイスラエル北部の地域では、歴史的背景がありアッシリア人などと混血していて、ユダヤ教徒は別の独特の宗教を信仰していたと言います。
当時ユダヤ人はサマリア人を差別し、また、長きにわたる争いにより、互いにいがみあっていました。
にも関わらず、イエスが話しかけてきたことに、「サマリアの女」は、驚いたのです。
イエスは、井戸にいたその女に「水を飲ませてください」と声をかけました。
これは現代では考えられませんが、信じがたいほどの行動なのです。
イエスは、誰のことも分け隔てなく、ただ愛をもって誰とでも接したのです。
実はこの女は5回ほど結婚歴があり、現在は事実婚のような相手がいるような状態でした。
そして、イエスは当然そのパートナーに会ってもいないのに、これらの事実を言い当ててしまったのです。
女は驚いて、「預言者」に違いない、とイエスを信じたのでした。
その後この女性は、イエスの言葉を伝える人になったのでした。
女性にしてみると、イエスはある意味「光明」であり、それまで真っ暗だった人生が明るくなった転機なのです。
それを表しているのがこのサビアン。
1つ前では、他人とのかけ橋をかけてみて、自分を知ることがテーマでした。
ここでは、その違いを受け入れ、普遍的な愛を知ることで、新しい自分を知り、相手を知り、世界を知ることができます。
そうすることで、安心して心を開くことができ、目覚めるのです。
どんなにどん底と思っていても、必ず光は見える。
信じる心さえあれば。
そんなエピソードでした。
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